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市民コンピュータコミュニケーション研究会
日本縦断シンポジウム「市民社会とインターネット ネットワーキングの20年と未来への躍進」
 
 

WSIS Prepcom3の報告(その2) (2/7)

 いろいろな利害問題がありますが、今日はジェンダーとメディアの問題だけ報告します。まず始めにお知らせしたいこととして、「ジェンダーグループはひとつではない」ということがあります。ジェンダーの目的はひとつであるが、2つの派があったと考えてほしいのです。WSISのワーキンググループのGSWG(Gender Strategies Working Group)が私の所属しているグループです。GSWGというのは例えばこのサミットに向けてICTの準備に向けて話をしようということでやってきました。主な構成団体は、私が所属するISIS、NYにベースをもつIWTC(International Women's Tribune Centre)、WNSP(Women`s Networking Support Programme)、南アメリカのALIA(Latin America in Movement)という団体です。GSWGは昨年7月に準備会合を開いています。ずっと議論が続いています。どんなことをこのワーキンググループで話をしてきたかというと始めにWSISにできれだけたくさんの女性の団体、たくさんの女性グループに参加してもらいたい。トレーニングを提供することメカニズムをきちんと作って女性もロビイングすることジェンダーとICTの問題を話しあえる枠組みを作ること。情報を伝えて別のICTのディスカッションとジェンダーの問題をリンクすること、などです。

  ジェンダーコーカス(ジェンダー戦略グループ)があり、こちらはマルチステークホルダーでありますが女性も男性もはいっています。政府、市民団体、民間企業もはいっています。国連、アフリカ地域準備会議の方もはいっています。こちらではジェンダーという考え方を世界情報社会にどのように組み込んでいくか、その結果、人間の安全と持続可能な社会の構築というものに役立てていく戦略グループです。男性の方からの問題提起もあり、女性としての問題提起もありました。いろいろなディスカッションがありました。ディスカッションあること自体現実を反映しています。女性の動き、女性の活動が多様化しています。こういったプロセスも1つのディスカッションとして共通の見解は一定の程度あります。

 それと同時に意見の食い違いの問題があるわけです。我々、CSというのはジェンダー戦略の中でCSとして1つの意見をもっているグループとして活動するだけだからです。では、どんな提案がでてきたかを紹介します。ジェンダーグループで話し合われた内容です。第3回準備会合の前で7月にパリで開かれたインターナショナルミーティングでは、ジェンダーの戦略について話し合われました。ここでの問題は、パラグラフ11のAをどうするかでありました。カナダの代表者が提案したものですが我々の感触として、言語として十分ではない、宣言として十分ではない、と考えました。ジェンダーの言葉・表現に問題あります。重要な点について申し述べましょう。ここで強調しているのは、ジェンダーの考え方をICTの考え方に盛り込まなければならないということです。ここのデジタル改革というのがジェンダーの問題に悪い影響を及ぼさないといこと、現在存在している不平等を増長させてはならないということです。この話はインターセッショナルミーティングの中ではきちんと話し合われなかったのですが、第3回準備会合の中でこのパラグラフ11ではみなさんの関心を集めることができました。

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